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ディクセル ヒーティッドスリットディスクローターHS トヨタ セプター VCV10 リア用

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1983年~1997年まで『小説推理』に連載されたSF時評を中心に、『オール讀物』(1983年2月~1984年12月)、『SFマガジン』(1991年11月)、『産経新聞』(1989年12月~1992年6月)、『朝日新聞』(1991年4月~1992年5月)、『日本経済新聞』(1994年3月~1997年10月)、『東京新聞』(1995年4月、6月、12月)に発表したものを収録したSFガイド。

一度に1~3冊程度を紹介しているので、下に転載したタイトルよりも実際に紹介されている本の数は多い。

収録内容

1983年

『かんちがい閉口坊』かんべむさし/『タイムスケープ』グレゴリイ・ベンフォード/『銀河ヒッチハイク・ガイド』ダグラス・アダムス/『だいじょうぶマイ・フレンド』村上龍/『生存の図式』ジェイムズ・ホワイト/『む』横田順彌/『カエアンの聖衣』バリントン・J・ベイリー/『ミニミニSF傑作展』アシモフ他編/『逆転世界』クリストファー・プリースト/『衝撃波を乗り切れ』ジョン・ブラナー/『ベストSF 1』ハリイ・ハリスン、ブライアン・W・オールディス編/『静かな太陽の年』ウィルスン・タッカー/『派遣軍還る SFマガジン版』光瀬龍/『宇宙からの衝撃』田中光二/『あなたの魂に安らぎあれ』神林長平/『異聞・ミッドウェー海戦』豊田有恒/『二分割幽霊綺譚』新井素子/『エリヌス-戒厳令-』谷甲州/『おもいでエマノン』梶尾真治/『敵は海賊・海賊版』神林長平

1984年

『すっとび晶子の大跳躍』かんべむさし/『ザ・ベスト・オブ・P・K・ディック』I、II ジョン・ブラナー編/『銀河の破壊者』セルゲイ・スニェーゴフ/『野獣の書』三部作 ロバート・ストールマン/『戦闘妖精・雪風』神林長平/『ソングマスター』オースン・スコット・カード/『人生ゲーム』D・G・コンプトン/『10月3日の目撃者』A・ディヴィッドスン/『フライデイ』ロバート・A・ハインライン/『ソウルイーターを追え』マイク・レズニック/『聖堂都市サーク』テリー・カー/『地獄への門』ポールプロイス/『どんぐり民話館』星新一/『魔界のヘリック』田中光二/『カストロバルバ』荒巻義雄/『幻詩狩り』川又千秋/『銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ』大原まり子/『虚構船団』筒井康隆/『夢と闇の果て』山田正紀/『地球への侵入者』グルフ・コンクリン編/『不確定世界の探偵物語』鏡明/『紐育・宜候(ニューヨークようそろ)』光瀬龍

1985年

『リトル・ファジー』H・ビーム・パイパー/『断絶への公開』ジェイムズ・P・ホーガン/『魔獣狩り』夢枕獏/『アレフの彼方』グレゴリイ・ベンフォード/『氷』アンナ・カヴァン/『首都消失』小松左京/『仮装巡洋艦バシリスク』谷甲州/『創星記』川又千秋/『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』村上春樹/『ミレニアム』ジョン・ヴァーリイ/『夜明けのロボット』アイザック・アシモフ/『シティ5からの脱出』バリントン・J・ベンリー

1986年

『サンディエゴ・ライトフット・スー』トム・リーミイ/『アランの舞人』エリザベス・A・リン/『串刺し教授』筒井康隆/『神獣聖戦』山田正紀/『内側の世界』ロバート・シルヴァーバーグ/『マラキア・タペストリ』ブライアン・W・オールディス/『星々の海をこえて』グレゴリイ・ベンフォード/『孤冬黙示録』かんべむさし/『ニューロマンサー』ウィリアム・ギブスン/『疾れ風、吼えろ嵐』水城雄/『プリズム』神林長平/『ふるさと遠く』ウォルター・テヴィス

1987年

『笑い宇宙の旅芸人』かんべむさし/『ガラパゴスの方舟』カート・ヴォネガット/『未来視たち』大原まり子/『タイム・トラベラー』P・J・ファーマー/『新・ソロモン王の宝窟』田中光二/『ノーストリリア』コードウェイナー・スミス/『歌と饒舌の戦記』筒井康隆/『パヴァーヌ』キース・ロバーツ/『今宵、銀河を杯にして』神林長平/『星の墓標』谷甲州/『愛はさだめ、さだめは死』ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア/『カウント・ゼロ』ウィリアム・ギブスン

1988年

『盗まれた記憶』イゴール&グリチカ・ボグダノフ/『虚無回廊』I・II 小松左京/『火星甲殻団』川又千秋/『ノヴァ』サミュエル・R・ディレイニー/『緑の瞳』ルーシャス・シェパード/『岬一郎の抵抗』半村良/『拷問者の影』四部作 ジーン・ウルフ/『火星人類の逆襲』横田順彌/『電視される都市』大原まり子/『タッチ』エルモア・レナード/『奇跡の大河』J・G・バラード/『漂着神都市』中井紀夫

1989年

『邪眼』柾悟郎/『フェミニズムの帝国』村田基/『バビロニア・ウェーブ』堀晃/『山の上の交響楽』中井紀夫/『モナリザ・オーヴァードライブ』ウィリアム・ギブスン/『夢魔城』川又千秋/『ホムンクルス』ジェイムズ・P・ブレイロック/『終局のエニグマ』ジェイムズ・P・ホーガン/『暗黒太陽の浮気娘』シャーリン・マクラム/『ネクロポリス』土居良一/『上弦の月を喰べる獅子』夢枕獏/『重力が衰えるとき』ジョージ・アレック・エフィンジャー

1990年

『ゐのした時空大サーカス』山田正紀/『トラウム映画公社』かんべむさし/『戦闘マシーン ソロ』ロバート・メイスン/『RAPIAN(犯された地球)』田中光二/『ヤミナベ・ポリスのミイラ男』梶尾真治/『アド・バード』椎名誠/『スロー・バード』イアン・ワトスン/『治療塔』大江健三郎/『ハイブリッド・チャイルド』大原まり子/『リプレイ』ケン・グリムウッド/『ビジネスマン』トマス・M・ディッシュ/『木星強奪』ドナルド・モフィット/『みにくい白鳥』A&B・ストルガツキイ/『時間衝突』バリントン・J・ベイリー/『ネットの中の島々』(上下)ブルース・スターリング/『ありえざる都市』(上下)デイヴィッド・ジンデル

1991年

『サラマンダー殲滅』梶尾真治/『不潔革命』村田基/『武装島田倉庫』椎名誠/『変身』東野圭吾/『ワールズ・エンド・ガーデン』いとうせいこう/『グラス・ハンマー』K・W・ジーター/『故郷から一〇〇〇〇光年』ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア/『ジャグラー』山田正紀/『そろそろ登れカタツムリ』アルカージイ&ボリス・ストルガツキイ/『ディファレンス・エンジン』ウイリアム・ギブスン&ブルース・スターリング/『こわい話をしてあげる』石塚京助・黒崎緑・中井紀夫・結城真子/『エンジン・サマー』ジョン・クロウリー/『サンティアゴ』(上下)マイク・レズニック/『人外魔境の秘密』横田順彌/『SFの変容』ダルコ・スーヴィン/『スカヤグリーグ』ウィリアム・ホアウッド/『ジャガー・ハンター』ルーシャス・シェパード/『ジュラシック・パーク』マイクル・クライトン/『最後の戦闘航海』谷甲州/『空洞地球』ルーディ・ラッカー/『ヘミングウェイごっこ』ジョー・ホールドマン/『レッドシフト・ランデヴー』ジョン・E・スティス/『乱れ殺法SF控[SFという暴力]』水鏡子

1992年

『バベルの薫り』野阿梓/『都市(まち)に降る雪』波多野鷹/『エイリアン刑事(デカ)』大原まり子/『ルビコン・ビーチ』スティーブ・エリクソン/『オリンポスの黄昏』田中光二/『リフレイン』沢村凛/『ホーカス・ポーカス』カート・ヴォネガット/『おしまいの日』新井素子/『現代SFのレトリック』巽孝之/『クラカチット』カレル・チャペック/『朝のガスパール』筒井康隆/『テラプレーン』ジャック・ウォマック/『我が月は緑』(上下)今日泊亜蘭/『ブリーフ、シャツ、福神漬け』中井紀夫/『タウ・ゼロ』ポール・アンダースン/『アイヴォリー』マイク・レズニック/『スター・ウィルス』バリントン・J・ベイリー/『猶予の月』神林長平

1993年

『80年代SF傑作選』小川隆・山岸真編/『ヴィーナス・シティ』柾悟郎/『昔、火星のあった場所』北野勇作/『トナカイ月』エリザベス・M・トーマス/『大潮の道』マイクル・スワンウィック/『ドグマ・マ=グロ』梶尾真治/『不死テクノロジー』エド・レジス/『タイム・リーパー』大原まり子/『大江戸仙界紀』石川英輔/『約束の土地』リチャード・バウカー/『パブリカ』筒井康隆/『終わりなき索敵』谷甲州

1994年

『光のロボット』バリントン・J・ベイリー/『お父さんの会社』草上仁/『ジャパノイド宣言』巽孝之/『火の山よ目覚めよ』『火の山の彼方に』中井紀夫/『フリーゾーン大混戦』チャールズ・プラット/『川の書』イアン・ワトスン/『占星師アフサンの遠見鏡』ロバート・J・ソウヤー/『器官切除』マイケル・ブラムライン/『シェイヨルという名の星』コードウェイナー・スミス/『スチール・ビーチ』ジョン・ヴァーリイ/『ゼノサイド』オースン・スコット・カード/『夢宮殿』イスマイル・カダレ/『メタリック』別唐晶司/『夢都物語』川又千秋/『月光学園』平井和正/『地下鉄(メトロ)に乗って』浅田次郎/『ひとつぶの砂で砂漠を語れ』司城志朗/『天を超える旅人』谷甲州/『虹を操る少年』東野圭吾/『エイダ』山田正紀/『R リアリティ』藤原智美/『鉄塔のひと その他の短編』椎名誠

1995年

『ヴァーチャル・ガール』エイミー・トムスン/『地獄から来た青年』A&B・ストルガツキイ/『デウス・マシーン』ピエール・ウーレット/『マルチプレックス・マン』ジェイムズ・P・ホーガン/『蟻』ベルナール・ウエルベル/『時間的無限大』スティーヴン・バクスター/『ドリーム・ベイビー』ブルース・マカリスター/『神の熱い眠り』オースン・スコット・カード/『ハイペリオンの没落』ダン・シモンズ/『ドラキュラ紀元』キム・ニューマン/『GOJIRO』マーク・ジェイコブスン/『赤い惑星への航海』テリー・ビッスン/『風の谷のナウシカ』全七巻 宮崎駿/『家族場面』筒井康隆/『惜別の宴』横田順彌/『二十世紀のパリ』ジュール・ヴェルヌ/『瑠璃の方舟』夢枕獏/『パラサイト・イヴ』瀬名秀明/『トンデモ本の世界』と学会・編/『モンティニーの狼男爵』佐藤亜紀/『らせん』鈴木光司/『ソリトンの悪魔』上下 梅原克文/『魂の駆動体』神林長平/『仮想年代記』大原まり子他/『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2』マイクル・クライトン

1996年

『ドゥームズデイ・ブック』コニー・ウィリス/『遠き神々の炎』ヴァーナー・ヴィンジ/『無限アセンブラ』ケヴィン・J・アンダースン&ダグ・ビースン/『フラックス』スヒーヴン・バクスター/『M・D』トマス・M・ディッシュ/『カリストの脅威』アイザック・アシモフ/『銃、ときどき音楽』ジョナサン・レセム/『蟻の時代』ベルナール・ウエルベル/『アインシュタイン交点』サミュエル・R・ディレイニー/『インターステラ・ピッグ』ウィリアム・スリーター/『重力の影』ジョン・クレイマー/『ハッカーと蟻』ルーディ・ラッカー/『攻撃衛星エル・ファラド』(上下)谷甲州/『ピピネラ』松尾由美/『あやしい遊園地』江坂遊/『恐怖館主人』井上雅彦/『星界の紋章I・II・III』森岡浩之/『偽史冒険世界』長山靖生/『SINKER(シンカー)』平山夢明/『絆』瀬名秀明ほか著/『空飛ぶ虚ろ舟』古川薫/『デッドソルジャーズ・ライヴ』山田正紀

1997年

『つぎの岩につづく』R・A・ラファティ/『大暴風』ジョン・バーンズ/『大いなる旅立ち』デイヴィッド・ファインタック/『ミッドナイト・ブルー』ナンシー・A・コリンズ/『オールウェイズ・カミングホーム』アーシュラ・K・ル=グィン/『第81Q戦争』コードウェイナー・スミス/『火星転移』グレッグ・ベア/『ターミナル・エクスペリメント』ロバート・J・ソウヤー/『悪魔を飼っていた男』クリストファー・ムーア/『リトル・ビッグI』ジョン・クロウリー/『グローバルヘッド』ブルース・スターリング/『火星夜想曲』イアン・マクドナルド/『ライトジーンの遺産』神林長平/『メドゥサ、鏡をごらん』井上夢人/『斎藤家の核弾頭』篠田節子/『邪眼鳥』筒井康隆/『ニッポンの狩猟期2008』盛田隆二/『戦争を演じた神々たちII』大原まり子/『慎治』今野敏/『星は、昴』谷甲州/『ちほう・の・じだい』梶尾真治

新井素子関係の内容

「横田順彌『む』」(P.39-41)

P.41より。

今月、ほかに目についたのは、新井素子『二分割幽霊綺譚』(集英社)、大原まり子『機械神アスラ』(早川書房)と、二人の女性作家の書下ろし長編が出ていること。栗本薫、山尾悠子、鈴木いずみらと合わせると、日本の女性SF作家も層が厚くなりつつある。できれば、もっと年齢の高い書き手が出てくると面白いように思うが、日本でのSFの歴史がまだまだ浅いことを考えると、無理なのでしょうねえ。

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この回で紹介された本は次の通り。横田順彌『む』(徳間書店)/横田順彌『ポエム君とミラクルタウンの怪事件』(集英社)/石川英輔『人造人原株式会社』(講談社)/新井素子『二分割幽霊綺譚』(講談社)/大原まり子『機械神アスラ』(早川書房)/キングズリイ・エイミス『去勢』(サンリオSF文庫)/ボブ・ショウ『見知らぬ者たちの船』(サンリオSF文庫)

「新井素子『二分割幽霊綺譚』」(P.64-65)

今春大学を卒業した新井素子の十冊目の著書。若くして小説を発表したりすると「早熟の天才」といったような形容詞を冠したくなるが、この人の場合は似合わない。

「早」という点がひっかかるわけで、一般に通用している小説のレベルに達したものを書けるのが熟した才能というならば、この人は成熟とは無関係なところにいるように思える。一応、SFとかファンタジーといわれるものを書いているのだが、それよりもふさわしい呼びかたは、おはなし――平仮名でこう書く読み物だろう。

このおはなしの主人公は二十一歳の大学生。女性なのだが仮性半陰陽のためずっと男の子として育ち、中学二年で本来の性が明らかになった。以来、転校して以前の仲間とは離別、新しい友人も作らず学校で暗い絵ばかり描いている。この主人公の出会うのが、一見十六歳、実はとうに三百歳ををこえた少女吸血鬼。モグラから女王様と呼ばれる女のせいで幽霊となり、右半身と左半身、別々の男の子にとりついて少女吸血鬼とともに地底にもぐり 【 スバル レガシィツーリングワゴン 型式 BRM エンジン形式 FB25 NA 年式 2012/5- ≪ 中間パイプ付&専用ボディブラケット仕様 ≫】【 HKSマフラー リーガマックスプレミアム 】【 品番 32018-AF011 】、別世界でモグラの大戦争にあい……と、くり広げられる場面場面はまことに面白い。半面、たとえば幽霊と遺伝子、パラレル・ワールドと吸血鬼といった論理レベルのことなるものが何の説明もなく共存したりする点など、ひっかかり出すと気になってしょうがないところも多いのだが、作者の肉声を楽しむおはなしとしてはさほどあげつらうべきではないだろう。いつもながら登場人物たちが健気であるのがほほえましい。(83/6)

論理レベルのことなるものが何の説明もなく共存したりすると指摘されていますが、それを可能にする舞台装置として「第十三あかねマンション」が存在する訳です。

もっとも、『・・・・・絶句』を読まないと理解できない理屈ではあります。(管理人は初読時に何のひっかかりもなく読み終えたので、これは後から考えた理屈であります。)

「夢枕獏『魔獣狩り』」(P.130-132)

P.130より。

しかし MANARAY SPORT/EuroStream BV25 アルミホイール 4本セット ライフ JC系 【12×4.0B 4-100 INSET42 ブロンザイトレイヤード】、去年の夢枕さんの売れかたは凄かった(きっと今年も凄いのだろうけど)。波に乗ったというか、今回完結した『魔獣狩り』の第一部〈淫楽篇〉が出てから、あっという間にベストセラー界(こんな言葉はなかったか)のスーパースターになってしまった。まんざら昔から知らぬ仲ではないぼくとしては、うらやましいような、気の毒なような、複雑な気持ちで目を見張ったものだった。

もちろん出版社の売り出しかたもあったのだろうが、それ以上に夢枕さんの蓄えていたものが巨大で魅力的であったためなのはいうまでもない。新井素子といい夢枕獏といい、新しい大鉱脈がSF界から発掘されることは、SF関係者一同、大いに誇っていいのではないだろうか。この前も新聞で、一九五〇年代のアメリカSFをなつかしむ人が、「今のSFはあの栄光の時代の残り火に過ぎないのではないだろうか」などと、いじわるとも同情的ともとれる発言をしていたが、あれはちょっと一面的に過ぎる見方であるように思う。いつまでも昔と同じSFが書かれるはずがないのだ。

「新井素子『おしまいの日』」(P.429-431)

P.429-430より。

平松愛理のヒット曲『部屋とYシャツとわたし』は、その昔の小坂明子『あなた』と同じようなものだと思った。自分と、愛する男と、ふたりの愛の巣と。それだけで完結した世界の中にいて、わたしは幸せなんだわあ 、と歌いあげる。

それがいけないというわけじゃないけど、あまりにも 【割引クーポン配布中】HKS Racing Suction(レーシングサクション) インプレッサ/GDA 商品番号:70020-AF101、ね。小さくまとまっているだけに、そこにヒビ割れが生じた時のことが心配になってしまう。ヒビ割れの原因は、必ずしも、その小さな世界の外にあると決まったものではない。新井素子の書き下ろし『おしまいの日』(新潮社)は、こうした女性に訪れる最も恐ろしい形の恐怖を描いた傑作だ。さっきいったような曲が、平静な気持では聞けなくなってしまう。

庭に猫が迷いこんでくるところから、話は始まる。結婚七年、まだ子供に恵まれない主婦三津子はそれを見つけ、エサを与える。借家で、動物を飼ってはいけないことになっているが、彼女はこっそり飼う決心をする。毎日帰りの遅い夫と自分との世界に、その猫だけは入ってくることを許可したつもり。ところが ブリヂストン NEXTRY ネクストリー サマータイヤ 165/65R15 WEDS ウェッズ TEAD SNAP テッドスナップ ホイールセット 4本 15インチ 15 X 4.5 +45 4穴 100、猫は自分勝手で夫がいるときには出てこない。それどころか、ある時を境にパッタリ姿を見せなくなる。近所には野良猫を始末するよう保健所に通報する人物もいたりして、三津子の心配はつのる……。

と、こんなふうに書くと、若奥さまの他愛ない日常風景にすぎないのだが、人間の心のありようによっては、

、何気ない出来事がとてつもなく不気味なものに変化する。三津子の日記と、はたから見た三津子の様子を対比させることによって、そのあたりを作者は実にうまく描きだしてゆく。うろたえて猫を探しまわり、もしかして自分が見ていたのは”幻猫”ではなかったかと思い、あげくは猫の出てくる悪夢を見てしまう。気持の悪い鼠をくわえて寄ってくる猫。ゴルフクラブを投げつけている自分。スコップを持つ自分……。

夢と現実がごちゃごちゃになってきて、なおも「幸せな若奥さま」でありつづけようとする主人公には鬼気迫るものがある。それだけではない。白い虫なるものがウニョウニョと出てくると、話はもっと怖くて気持悪いものに。「おしまいの日」がどんなふうになるのか、手に汗にぎるが、はたして……。

結末には、賛否両論あるだろうな。八割が賛成で、二割が反対というところか。

私はこれでよかったと思う。一見、健全な世界が回復されたようでいて、しかし、よく考えてみると、本当のところはそうでないような感じ。どこまでも続く底無しの恐怖が作り出されているのではないだろうか。

しかしねえ、愛する人とずっと一緒にいたいと思って結婚したところが、恋人時代のようにゆっくり話をすることもできなくなってしまう、というような状況はよくあることだけれども、何か変ではありますよね。そこらへんを新井素子は鋭くついている。「世間には色々複雑な事情があるのよ」といったような側面を無視した書き方だが、それを言い出すと、こういう根本的な疑問をまっすぐにぶつけることはできなかっただろう。女性の弱さと強さを同時に感じさせる作品だ。

GSX-R1000 K1K4 2001-2004 LCIショートステンレススリップオンマフラーおしまいの日』はSFではなくホラー小説ですが、著者が担当する書評欄の守備範囲内だったようです。

この回で紹介された小説は次の通り。新井素子『おしまいの日』(新潮社)/亀和田武『マーメイド休暇』(主婦と生活社)/中井紀夫『山手線のあやとり娘』(波書房)

『The S-F Writers 〈SFマガジン〉臨時増刊号』(P.598)

日本人作家のアンソロジー。アルファベット順に二五人の著者の短編が並ぶ。多作のできる秘密を軽妙に語る清水義範『バイライフ』、宇宙空間で敵を待つ異形の生命を描く谷甲州『猟犬』、化石に秘められた人類誕生の謎を追う光瀬龍『遠い入江』など。(95/10)

本文中では言及されていませんが、

ディクセル ヒーティッドスリットディスクローターHS トヨタ セプター VCV10 リア用

、この増刊号(『The S-F Writers』)には新井素子さんの「大きなくすの木の下で」という短編小説が収められています。

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